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お口が気になるけど歯磨きは難しい!ペットのデンタルケア

ワンちゃん、猫ちゃんのお口がにおうときは歯垢や歯石がたまっている可能性が高いです。
歯垢や歯石、においをケアするためには、毎日の歯磨きと、獣医師による定期的なお口チェックが一番です。
でも、うちの子は歯磨きが苦手で……というときは、ここにご紹介するようなグッズでデンタルケアをしましょう。

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歯垢は3日で、除去しにくい「歯石」になってしまいます!

ワンちゃん、猫ちゃんの歯垢は3日で歯石になります。
また、歯石を除去するためには獣医師によるスケーリングが必要となります。
最も効果的な対策は、歯磨きで、ワンちゃん、猫ちゃんもできれば毎食後、少なくとも3日に1回くらいは歯磨きをしたほうがいいでしょう。
今回は、ワンちゃん、猫ちゃん用のデンタルグッズの使い方をご紹介いたします。

一番の対策は歯磨き! まずは歯ブラシになれさせましょう

歯垢、歯石、においのケアに最も効果的なのは歯ブラシによる歯磨きです。
歯磨きすることで物理的に歯垢を除去しお口のにおいをケアします。
でも、歯ブラシを嫌がるワンちゃん、猫ちゃんも多いです。
そこで、歯ブラシ型の歯磨きガムで「歯ブラシを口に入れられること」にならしていきましょう。

歯ブラシ型の歯磨きガムが市販されています。

ガムの先端が歯ブラシのようになっています。このままあげてももちろんいいのですが、ここではペット用の歯磨きペーストを付けて歯磨きにならします。

ブラシの部分にペット用の歯磨きペーストを付けます。

はじめは、手に持った歯磨きガムをなめさせます。

口の周りに少しずつさわりながら、歯磨きのまねごとをします。おとなしく受け入れてくれたら、いい子!とすごくほめてあげてください。
あまりしつこくはせず、すぐに解放して歯磨きガムはそのままあげてしまいます。我慢するといいことがあると、少しずつ教えていきます。

このように、歯ブラシタイプの歯磨きガムから徐々になれさせると歯磨きがスムーズにできるようになります。2週間ほど歯磨きガムでの歯磨きのまねごとを続けたら、歯ブラシでの歯磨きに移行します。

指にはめるサックタイプのペット用歯ブラシが扱いやすく、初めての歯磨き向きです。

人差し指にはめて使います。

親指を添えて固定すると磨きやすいです。

ペット用の歯磨きペーストを歯ブラシの部分に付けます。

歯の表面、歯と歯の間、歯の裏側、歯と歯肉の境目を磨くのが理想です。

口に触ることになれさせながら、ペット用の歯ブラシで少しずつ歯磨きを行いましょう。
いちどに左右と前、すべての歯を磨こうとせず、今日は右、明日は左というようにちょっとずつ磨くのがコツです。

歯ブラシで磨きにくいときはシートタイプのデンタルグッズがオススメ

歯ブラシだと磨きにくい子や、小型犬、猫ちゃんの場合は、シートタイプのデンタルグッズを取り入れてみてください。

シートタイプは口が小さいワンちゃん、猫ちゃんにも向いています。

利き手の人差し指にかぶせます。

そのままくるくると人差し指に巻き付けます。

歯と歯茎の間をキュッキュッと磨いていきます。

ロープでできたオモチャもデンタルケアの助けになります

ロープでできたオモチャを噛むことでデンタルケアの助けになります。

引っ張りっこをしたり、そのまま噛ませたりして遊ばせましょう。

歯磨きガムはお食事のすぐ後にあげましょう

さまざまな形の歯磨きガムが市販されています。基本的には、ペットが好む味で、長く噛んでくれるガムがよいでしょう。

牛や豚のひづめなども市販されていますが、あまり硬いものをペットにあげると、ペットの歯が折れてしまうことがあります。
これを歯折(はせつ)といいます。ワンちゃん、猫ちゃん用につくられた歯磨きガムをあげるようにしましょう。
ペット用の歯磨きガムをあげるタイミングは、お食事のすぐ後がオススメです。

デンタルケアグッズを上手に使って、ワンちゃん・猫ちゃんのお口の健康を保ちましょう。
また、かかりつけの動物病院に、定期的なお口チェックをしてもらうようにしましょう。

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