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毛が長めの猫を飼っていますが、毛玉が気になります。
毛玉ができる度に美容院に連れて行くというのもちょっと出費が気になる今日この頃。何かよい方法はありますか?
長毛種の場合、毛がもつれて『毛玉』ができてしまいますよね。特に、耳の後ろやわき腹、わきの下、内股など、猫が触れられるのを嫌がるところは、ブラッシングもおろそかになりがちで、毛玉がよくできるようです。
毛玉は、見苦しいだけではなく、皮膚病や炎症を引き起こす原因にもなります。毛玉を見つけたら、次の要領でお手入れしましょう。
※ ハサミを使いますので、猫が突然暴れだして、怪我をしないように充分注意してください。
どうしてもほぐれない毛玉は、根元から切るしかありません。無理にほどこうとして引っ張ると、毛がゴソッと抜けてしまうだけでなく、痛い思いをした猫が、今後お手入れを嫌うようになってしまいます。心配な方は、トリミングや動物病院などの専門家に相談しましょう。
毛玉は、見苦しいだけではなく、皮膚病や炎症を引き起こす原因にもなります。毛玉を見つけたら、次の要領でお手入れしましょう。
● | ちょっとした毛玉: 毛のもつれがそれほど複雑でない毛玉 |
① | 皮膚を引っ張らないようにし、毛の根元をしっかり持ち、少しずつ手でほぐします。 |
② | ほぐれたら、毛先から少しずつクシですいていきます。この時も、皮膚を引っ張らないように、根元をしっかり押さえるようにします。 |
● | かなりひどい毛玉: 指ではほぐせない重度の毛玉 |
① | 毛玉の根元を指でおさえ、毛玉の上から、縦にハサミを入れて十字に切ります。この時、猫の皮膚を切らないように、必ず毛玉の根元を持ち、それより下にハサミが入らないように慎重に行います。もちろん手も切らないように注意してください。 |
② | 十字に切って分けた毛玉を、皮膚を引っ張らないようにし、毛の根元をしっかり持ち、少しずつ手でほぐします。 |
③ | ほぐれたら、毛先から少しずつクシですいていきます。この時も、皮膚を引っ張らないように、根元をしっかり押さえるようにします。 |
※ ハサミを使いますので、猫が突然暴れだして、怪我をしないように充分注意してください。
どうしてもほぐれない毛玉は、根元から切るしかありません。無理にほどこうとして引っ張ると、毛がゴソッと抜けてしまうだけでなく、痛い思いをした猫が、今後お手入れを嫌うようになってしまいます。心配な方は、トリミングや動物病院などの専門家に相談しましょう。
愛玩動物飼養管理士、ペット栄養管理士 斎藤悦子